探偵手記

コナンのこととかまぁいろいろと…

〔感想・メアリー考察〕サンデー 名探偵コナンFILE.1038 隠すより現る

更新遅れた。
先週のブログでも指摘した18年前誤植、とび森で青山先生から訂正があり、17年前になりましたね。
さらにあの92巻収録の疑惑の「さざ波年表」にも修正言及が。
よかったよかった…って今まで気付いてなかったの!編集~!
てことで赤井が32歳~33歳、世良の16歳は確定ですね。

シリーズ解決編です。

どうでもいいんですが、今回の容疑者の蝶野74歳と博士の年齢があまり変わらないように見えます。やはり阿笠博士52歳、老けています。(先生もそんなことを言ってましたね)

今回の事件についてはさくっと。
血の線の向きについては先週分かってましたが、やはりそれが犯人を特定するヒントでした。
裏返ししたときの図…こういうの物証推理としては読者向けクイズみたいで面白いですよね。
世良の推理で浮かび合った犯人は遠島基行。
しかしそれは犯人が本物の盆を知っていた場合の推理。犯人はその話を聞いてないかもしれない、どうする?
やはりちょっと爪が甘い推理をする世良ちゃん。
大体当たっているんですが、逃げ道がある印象。コナンが居るとどうしてもそういう役回りですね。
推理はコナンにバトンタッチ。
補聴器がキーワードになります。
「どこで聞こエンジェル」の不具合を知ったか?
推理の詰めはここで完了…。
しかし今回の犯人、追い詰められていたのは分かるけど「娘の難病を治すための金が必要」とはなんとも誰も救われない話ですね…。
さらには偽物二つも習作で、数百万円の価値があった。
手術費は500万円。たったそれだけのために殺してしまった。
教訓:絶対人は殺さないほうが良い。

本物の盆はどこにあるのか?

先週時点で箱に染みがあるのが分かってましたね。
箱に皿があったら箱の座布団の真ん中は汚れないはず。
しかし本物を鑑定していた間には皿が無かったから血を浴びてしまった。
つまり血が飛んでいた箱の持ち主の蝶野さんが本物の盆の所有者でした。
落ち込む坂巻さんに、美術館に置くことを提案する蝶野さん。こっちはうまくまとまりそうです。

しかしまぁ、酷な事件。
でも遠島の娘はその盆を売り払うことで助かるかもしれないですね。
ただ助かった時には父親は塀の中です。
もちろん一番可哀想なのは、被害者の西津さん。こんなことで殺されてしまって…。
今回の話はなんなんだろう、と考えつつ、先にあらすじを追います。

博士の小皿の件

ざっくり書くと、お茶目な博士の叔父さん栗介さんがお皿を割って勝手に補修したけどすぐバレて、「隠すより現れる」と教訓に書いてたものでした。
あはは…コナンと灰原のことですか。
博士の祖父家で偽札作ってた話(12巻 月と星と太陽の秘密)が思い出されます。
あっちは死ぬまでよく隠れてましたよね。

 

今回は何事もなく終わったシリーズ。
ラストに先週当ブログでも考察を書いたメアリーの正体についてもコナンがついに辿りつきました。
メアリーはイギリス情報局秘密情報部!確定です。
赤井は信じられないけど母親が縮んでいることに気付いた様子。
コナンはそんな赤井にメアリーがSISなことを確かめたかったけど…できませんでした。

コナン:「領域外の妹」という名をわざわざオレに教えたって事は…オレを試しているのか?協力者として信用のおける有能な人間かどうかを…

だろうね~。
『領域外の妹』ってキーワード、色んな原作読者に謎解きされていましたが、『謎解きできるキーワードだった』ってことのほうが重要です。メアリーに『謎解き』を出されていたってこと。
これでもう探り合いは終わりです。
コナンはどうメアリーに攻めるのか…コナンが領域外の妹の推理に辿りついたことをメアリーに知らせる必要があります。

メアリー:「50:50…?」…あぁ…お前の父 務武さんの口グセだよ…死んだ長男にもその口グセが移っていたな…

こっちもこっちで長男死んだと思ってるし。

今回の事件と、この赤井家の話。
共通するものは「話はちゃんと言おう、ちゃんと聞こう」ですかね。コナンはそういう事件多いですけど、ちゃちゃっと協力してしまったほうがお互い身のためです…。
世良も「まさかね…」とか言っているけど、はやく明かしてあげて欲しいです。
チュウ吉は知っているわけですしね…。
でないと世良が「なんで言ってくれなかったんだよー!」って怒るような展開になりそうだから…もう遅いかもしれないけど。

そういえば先週ブログ書いたあとに気付いたことがありました。

どうでしょう?

もしベルモットがメアリーと同じくらいの年齢だとしたら

メアリーがベルモットと同じ毒(APTX4869)を飲み若返ったとする。
ただメアリーは幼児化し(しかも体調を崩し)ベルモットは成人女性の姿で過ごしている。
つまりメアリーが飲んだものとベルモットが飲んだものは違う。
ベルモットはAPTX4869を飲んだわけでは無いのかもしれない。

そもそも、メアリーが飲んだのは本当にAPTX4869なのでしょうか?
ベルモットの件は置いておいても、APTX4869には『宮野夫妻作』と研究を引き継いだ『宮野志保作』があることが示唆されています。
そこになにか違いがあるのか?
新一で特別変異として幼児化が確認されるまで、人間ではAPTXの効能は「死体から検出されない毒」であるとされてきた。(マウス実験は別とする)
幼児化効果を期待して(?)宮野志保もイチかバチか飲んでみたら、彼女もまた幼児化した。
短期間で行われたその薬を作ったのは宮野夫妻ではなく、宮野志保である。
宮野夫妻の作ったAPTX4869には幼児化の効果が無かった。
野志保が作ったAPTX4869には幼児化の効果があった。
とするとメアリーが飲んだのは志保の作ったAPTX4869なのかもしれませんが…
組織の投薬リストには載ってませんでしたよね…。
そもそもこの効果の違いに何か理由があるのか。

考察中です。ちょっと疑問を並べてみました。

 

さて来週から35号までお休みでゼロティ。
あのアイドルがでるらしい…って、ヨーコちゃん!?