探偵手記

コナンのこととかまぁいろいろと…

〔感想・浅香考察〕サンデー 名探偵コナンFILE.1033 幸運の御守り&拳の書

いきなりネタバレ注意。

倒叙ミステリーの2話目。犯人は誰か分かってる。さてどうやってトリックを暴く?
表紙の歩美&灰原がトニカクカワイイ(今回のオチなしはなんなんだ!)

若狭先生の死臭の話勉強になりますね。使い道は無いです。
にしても顔が怖い(笑)
山村の作画がなんか可愛くて(初めて思った)癒し枠かな?って思ったんですけど倒叙ミステリーなので「今泉くん」枠ですね。今泉は間違った推理を堂々披露してへっぽこっぷりをアピールしていくのが似ています。キャラの姑息な感じも。間違っても西園寺では無いんですよ。古畑任三郎はコナン??
あと多分「雷様殺人事件」とか「鬼嫁が旦那をビリビリーって感電死」とか「暗いよ狭いよ怖いよ」とかそのへんも【うる星やつら】ネタ(詳しくないので間違ってたらすみません)。青山先生は多分この回をアニメで見るために書いてます。

さて被害者が殺された原因について確定しましたね。根拠は名刺をたくさん持っていた…。これはハードボイルドものあるある?

情報を聞きだしやすい肩書きに変える探偵とか…
潜入先に溶け込みやすい人間に成りきるスパイとか…
相手をだましやすい人物に成りすます…詐欺師とか…

コナン君、二つ目それはある人を想定して言ってませんか(笑)
こんな殺され方するくらいだし結婚詐欺なんてやるもんじゃない。恨みがすんごい。
分からないのはやはりトリック。鍵は泥と閉じ込められた女。
さっき青山先生が「一周回って知らない話」で共犯はないと断言してたので、犯人と女の二人の共犯はありません(メタ)
そしてまたしても自由行動をとる歩美ちゃんのおかげで、車の移動に気づいたコナン。んーどうやった?写真の遠近法ですかね。

今回のトリックは次回で解けるはず。
でもこのシリーズは重大な回想…若狭留美が思い出す羽田浩司…。これ、好き同士でしたね?
若狭=浅香だとすると、二人の接点は生まれますが…。ここでちょっと自分のための関係整理。

浅香と羽田について

羽田浩司…羽田秀吉の義兄。
アマンダ・ヒューズとともに殺害される。
ヒューズのボディーガードをしていたのが浅香であり、事件以降失踪したため容疑者として追われている。

今回の浩司の言葉について。

それでも僕を…殺すと言うんですか?

若狭に向けて言われてるようですが、二人の関係は一体…。
若狭は浩司を殺そうとしていた、というのが確定なのでしょうか。
それを浩司は知っていた。そして回想絵から浩司の死体を若狭は見ていることが分かります。
「馬鹿な奴…」は誰の言葉でしょうか。浩司でも若狭でもなさそうですが…その人が浩司を殺害したのでしょうか。もしくはアマンダ・ヒューズ?第三者がいるかもしれません。

「遠見の角に…好手あり」ってね…

この意味は?

引用:遠見の角に好手あり:将棋格言解説|将棋講座ドットコム

主に相手陣への利きを生かして攻めるために自陣へ角を打つと、攻防に利いて遊び駒になりにくく、また狙われにくいため、好手になりやすい、ということ。

ここから考えられるのは誰かがスパイだということですかね。

それは浩司か若狭かアマンダか。まぁ若狭なんでしょう。
アマンダ・ヒューズが黒か白かは謎ですが、FBIやCIAに顔効きできるほど、かなり力を持っていたという設定でしたよね。
でも若狭が浩司にスパイする意味が分からない。どちらかといえばアマンダ・ヒューズのほうにスパイをしかけていたのでしょうか…。
若狭が灰原の組織レーダーに引っかかっていた件もあります(奥にいた黒田を無視した場合)。
組織の人間としてアマンダにスパイをしかけていた。そして浩司を殺そうとした。しかし若狭はそれを後悔している…。ということになるんでしょうか。
目を押さえるのは、浩司が死んだときと関係あるのかな。
先に「これ、好き同士でしたね?」って書きましたが、恋人という関係にもなれなさそうですが…御法度の恋?うわ切な。まぁ予想なんですが…。

こう考えると若狭留美という人に一気に人間感、深みが生まれた気がします。

若狭自身は悪い人ではないと感じます。灰原もそんなことを言ってますし。
しかし若狭が身を置いていた場所が不穏です。
もし組織の送り込んだスパイなら、若狭自身が手を汚してきた人ということになりそうですが、灰原と同じ境遇ということにもなりそうです。だから灰原は若狭を嫌いじゃないと言ったとかそういう展開もありでしょうか。
組織でないとしたら?
安室のようにどこかの機関に身を置いて、組織の捜査にあたっていた可能性もあります。
公安は無いと思うんですよね。安室が居るし。
とするとFBI…どうかなぁ。CIA…これもなぁ。とくると、まだ出てないのは散々考察であがってるだろうイギリスの諜報機関MI6

さてどうなるラム編…。
将棋に関しては命がけの復活シリーズの洞窟編も関わってると思うんですが。名探偵コナンの謎って多分この将棋関連が解けると一気に紐解けるんじゃないかなぁと思ってます。

 

 

さてサンデー付録の拳の書にも触れておきます!

ご鑑賞後にお開きください。

の大きな文字がなんか好き。NOT FOR SALE!

青山先生の映画冒頭プロット。下敷きにして映画グッズにしたら売れるんじゃないだろうか(笑)メモ書きだし、コピーで黒くなってるっぽいですけど、編集さん来年からは死守してください。
面白かったのがリシのキャラデザ。新一か安室のような姿だったなんて!糸目でいいよ。糸目最高。タケシみたいでいいよね。色黒だったのは安室の名残なんですかね。
他にも絵コンテ修正がたくさん。めちゃくちゃ描いてるよ青山先生。多分、他にもあるんでしょうね。
今年の紺青の拳には作画マンの絵が上手すぎるとかでキッド青山原画がありませんでしたが、この絵コンテを見ればキッドファンも満足できるのでは(?)あの顔もこの顔もゼロティのように青ペン先生されてます。
小さな新蘭描写も青山先生だったんですね。キャラクター描写が原作に近かった今作。監督が原作を愛している以外にも理由があるのかも。
そしてこの京極と園子も青山先生のイラスト案だったのかーー!
あのシーン印象に残ってます。そこからの展開も好きです。

コナンファン、絶対手に入れてくださいね。拳の書!

 

今週のクエスチョン 自身を3つの単語で表すとしたら、何になりますか?

殺人・ラブコメ・漫画家(笑)。(青山剛昌

 

ぶれない先生です。