探偵手記

コナンのこととかまぁいろいろと…

〔感想・考察〕サンデー 名探偵コナンFILE.1036アダルトな子

さてちょっと時間的にさくさく書きたいと思います。

亡くなった西津さんのダイイングメッセージ…というよりは、古美術鑑定家としての生涯を全うしたかのような本物の堆黒盆への血の痕。
どうやって犯人はここから本物の堆黒盆を手に入れるつもりなのか。
というわけで、全部に指で血をつけちゃいましたね。
血、つけて平気なのかな…?鑑定額下がらないかな??
一応つけてる場所が違うので犯人たちは見分けがつく。
犯人たちは全員アリバイが無い。
となると、その本物をコナンたちが見つけて、その本物を持ち帰ろうとした人が犯人…ということになるのかな?

「明明白白」という言葉を使った灰原に、世良が「アダルトだねぇ」と突っかかります。ワードセンスがめちゃくちゃ青山剛昌です。

世良:君…本当は何歳なんだ?君も飲んだんだろ?コナン君と同じ…例の…

もうバレバレだ!みんな世良に言ってしまえ!と一読者は思う。
しかしお兄ちゃん沖矢が世良を撒いてしまいました。また展開お預けか?

そして世良が気付きます。

世良:そういえばアンタ…何で見抜けたんだ?
沖矢:ん?
世良:ボクが阿笠博士の家の門の陰から中の様子をうかがってた時に…声をかけて来ただろ?
(回想)沖矢:気になる人がいるなら私と一緒に中に入りますか?
世良:そしてアンタはコナン君に聞かれてこう答えた…
(回想)コナン:門の所に誰かいなかった?
    沖矢:ええ いましたよ…バイクのメットを被った…女の子が!
世良:どうしてわかったんだよ?ボクが女だって…

 そう、このシーン沖矢さんが「女の子が!」<!>って付けてたので引っかかったんです。世良ちゃんも女の子と言われることは作中で少ないですし。
そして感想をしようかと思ったんですが「あれ…知らなかった?」って思い読み直したところ、77巻で沖矢と世良が邂逅したとき、泡を立てて歯を磨く沖矢に制服姿の世良が現れるんですよね。ばっちりとスカート姿で対面しています。
なので当然知ってるものとして接しているのかと、先週時点では考察できず。
しかし今回世良が指摘したことで、やはり伏線だったことが分かりました。
ってことで予想すると今回の世良の沖矢への追及は、結果的に失敗ということになるのでしょう。
少し前も同じことがありました。

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前回は「新一とコナンは同じ場所に居たことがあるか」という質問を蘭に投げかけ、文化祭を思い出して蘭は「ある」と答え追及失敗。(実際は灰原の変装)
その他にも世良はいまいち詰めが甘い描写があって、9割真実に近づけるのに最後で外れる…みたいなキャラ位置に見えます。
でもいつも目の付け所は凄く良い。
今回の灰原や沖矢への言及もが甘く失敗、となりそうですが物語的にもそろそろズバリと当ててほしいと思うところ。
全部喋って悪いことは無いですし、沖矢が世良に聞きたいことついでにバラせばいいと思うんですが…はてさて。次週です。

 

ひとりぼっち農園のカレーが食べたい。